GlobalVariableCheck
指定された名称のグローバル変数の存在をチェックします。
bool GlobalVariableCheck( |
パラメータ
name
[in] グローバル変数名
戻り値
グローバル変数が存在すれば true、それ以外の場合は false。
グローバル変数は、最終アクセス後 4 週間クライアント端末に保存されてから自動的に削除されます。
参照
GlobalVariableTime()
GlobalVariableTime
グローバル変数の最終アクセス時刻を返します。
datetime GlobalVariableTime( |
パラメータ
name
[in] グローバル変数名
戻り値
指定されたグローバル変数の最終アクセス時刻。GlobalVariableGet() 及び GlobalVariableCheck() 関数などを使用して変数を値によって参照する場合にもアクセス時刻が変更されます。エラーの詳細を取得するには GetLastError() 関数が呼ばれます。
注意事項
グローバル変数は、最終アクセス後4週間クライアント端末に保存されます。その後、自動的に削除されます。
参照
GlobalVariableCheck()
GlobalVariableDel
クライアント端末からグローバル変数を削除します。
bool GlobalVariableDel( |
パラメータ
name
[in] グローバル変数名
戻り値
成功の場合は true、それ以外の場合は false。エラー情報を取得するには GetLastError() 関数を呼び出します。
注意事項
グローバル変数は、最終アクセス後 4 週間クライアント端末に保存されてから自動的に削除されます。
GlobalVariableGet
クライアント端末に存在するグローバル変数の値を返します。この関数には 2 つのバージョンがあります。
1. すぐにグローバル変数の値を返します。
double GlobalVariableGet( |
2. 関数実行の成功に応じて true または false を返します。成功した場合、クライアント端末のグローバル変数は、2 番目のパラメータで参照によって渡された変数に格納されます。
bool GlobalVariableGet( |
パラメータ
name
[in] グローバル変数名
double_var
[out] クライアント端末のグローバル変数に格納された値を受け入れる double 型のターゲット変数
戻り値
既存するグローバル変数の値(エラーの場合は 0)。エラーの詳細については GetLastError() を呼びます。
注意事項
グローバル変数は、最終アクセス後 4 週間クライアント端末に保存されてから自動的に削除されます。
GlobalVariableName
グローバル変数の名称を序数で返します。
string GlobalVariableName( |
パラメータ
index
[in] グローバル変数のリスト内の序数0 以上で GlobalVariablesTotal() 未満
戻り値
グローバル変数のリスト内の序数としてのグローバル変数の名称。エラーの詳細については GetLastError() を呼びます。
注意事項
グローバル変数は、最終アクセス後 4 週間クライアント端末に保存されてから自動的に削除されます。
GlobalVariableSet
グローバル変数に新しい値を設定します。変数が存在しない場合、システムは新しいグローバル変数を作成します。
datetime GlobalVariableSet( |
パラメータ
name
[in] グローバル変数名
value
[in] 新しい数値
戻り値
成功の場合は最終更新時刻、それ以外の場合は 0。エラーの詳細については GetLastError() を呼びます。
注意事項
グローバル変数名は 63 字を超えられません。グローバル変数は、最終使用後4週間クライアント端末に保存されてから自動的に削除されます。
GlobalVariablesFlush
強制的にディスクに全てのグローバル変数の内容を保存します。
void GlobalVariablesFlush(); |
戻り値
なし
注意事項
端末は、作業が終わった時に全てのグローバル変数を書き込みますが、突然のコンピュータ操作の失敗でデータが失われる可能性があります。この関数は、有事の場合に独立してグローバル変数を保存するプロセスを制御することが出来ます。
GlobalVariableTemp
この関数は、一時的なグローバル変数の作成を試みます。変数が存在しない場合、システムは新しい一時的なグローバル変数を作成します。
bool GlobalVariableTemp( |
パラメータ
name
[in] 一時的なグローバル変数の名称
戻り値
成功の場合は true、それ以外の場合は false。エラーの詳細には GetLastError() 関数が呼ばれます。
注意事項
一時的なグローバル変数はクライアント端末の実行中ににのみ存在し、端末シャットダウン後、自動的に削除されます。GlobalVariablesFlush() 実行の際に一時的なグローバル変数はディスクに書きだされないことにご注意下さい。
一時的なグローバル変数は、作成後はクライアント端末のグローバル変数と同じようにアクセスまた変更出来ます。
GlobalVariableSetOnCondition
現在の値が3 番目のcheck_value パラメータに等しい場合、既存のグローバル変数の新しい値を設定します。グローバル変数が存在しない場合、ERR_GLOBALVARIABLE_NOT_FOUND (4501) エラーが発生し false が戻されます。
bool GlobalVariableSetOnCondition( |
パラメータ
name
[in] グローバル変数名
value
[in] 新しい値
check_value
[in] グローバルの現在の値をチェックする値
戻り値
成功の場合は true、それ以外の場合は false。エラーの詳細については GetLastError() を呼びます。グローバル変数の現在の値が check_value と異なる場合 false が戻されます。
注意事項
この関数は、グローバル変数へのアトミックなアクセスを提供し、1つのクライアント端末内で同時に作業するエキスパートアドバイザーへのミューテックスの提供のために使用することが出来ます。
GlobalVariablesDeleteAll
クライアント端末のグローバル変数を削除します。
int GlobalVariablesDeleteAll( |
パラメータ
prefix_name=NULL
[in] 削除に使用されるプレフィックス。プレフィックスが、NULLまたは空の文字列に指定されると、データの基準を満たす全ての変数が削除されます。
limit_data=0
[in] 最終変更時刻によってでグローバル変数を選択する時に使用される日付。この関数はこの日付け以前に変更されたグローバル変数を削除します。パラメータがゼロの場合は、最初の基準(プレフィックス)を満たす全ての変数が削除されます。
戻り値
削除された変数の数
注意事項
両方のオプションがゼロに等しい場合(prefix_name= NULLとlimit_data=0)、この関数は端末の全てのグローバル変数を削除します。両方のパラメータが指定されている場合、両方のパラメータに対応するグローバル変数が削除されます。
グローバル変数は、最終アクセス後4週間クライアント端末に保存されてから自動的に削除されます。
GlobalVariablesTotal
クライアント端末に存在するグローバル変数の数を返します。
int GlobalVariablesTotal(); |
戻り値
グローバル変数の数
注意事項
グローバル変数は、最終アクセス後4週間クライアント端末に保存されてから自動的に削除されます。グローバル変数へのアクセスは、新しい値の設定だけではなく読み込みでもあります。
Originally posted 2019-07-30 09:29:12.