int _AppliedTo
_AppliedTo変数を使用すると、指標計算に使用されるデータの型を見つけることができます。
データ型 | 意味 | 指標計算に使用されるデータの説明 |
— | 0 | この指標ではOnCalculate()2番目の呼び出し形式を使用し、計算のためのデータはデータ配列のバッファでは指定されません。 |
Close | 1 | 終値 |
Open | 2 | 始値 |
High | 3 | 高値 |
Low | 4 | 安値 |
Median Price (HL/2) | 5 | Median price = (高値+安値)/2 |
Typical Price (HLC/3) | 6 | Typical price = (高値+安値+終値)/3 |
Weighted Price (HLCC/4) | 7 | Weighted price = (始値+高値+安値+終値)/4 |
1つ前の指標データ | 8 | チャートでこの指標の前に起動された指標のデータ |
1番目の指標データ | 9 | チャートで1番目に起動された指標のデータ |
指標ハンドル | 10+ | 指標ハンドルを通してiCustom()関数に渡された指標のデータ_AppliedTo値は指標ハンドルを含みます。 |
例:
//+——————————————————————+ |
参照
ENUM_APPLIED_PRICE
int _Digits
_Digits 変数は、現在のチャートシンボルの価格精度を定義する小数点以下の桁を保存します。
Digits() 関数も使用出来ます。
double _Point
_Point 変数は現在の通貨/シンボルのポイントサイズを含みます。
Point() 関数も使用出来ます。
int _LastError
_LastError 変数は MQL5 プログラム実行中に発生した最終 エラーのコードを含みます。その値は ResetLastError() によってゼロにリセット出来ます。
直近エラーのコード取得には GetLastError() 関数を使用することも出来ます。
int _Period
_Period 関数は現在のチャートの時間軸を含みます。
Period() 関数も使用出来ます。
参照
PeriodSeconds、チャート時間軸、日付と時刻、オブジェクトの可視性
_RandomSeed
擬似乱数整数を作成時に現在の状態を保管する変数です。_RandomSeed は MathRand() の呼び出し時に値を変えます。必要な初期条件を設定するには MathSrand() を使用します。
x MathRand() 関数はそれぞれの呼び出しで乱数整数を次の様に計算します。
x=_RandomSeed*214013+2531011; |
参照
MathRand()、MathSrand()、整数型
bool _StopFlag
_StopFlag 変数は MQL5 フラグ停止のフラグを含みます。クライアント端末は、プログラムを停止しようとしている場合は _StopFlag 変数を true に設定します。
_StopFlag の状態をチェックするには IsStopped() 関数も使用出来ます。
string _Symbol
_Symbol は現在のチャートの銘柄名を含みます。
Symbol() 関数も使用出来ます。
int _UninitReason
_UninitReason 関数はプログラム初期化解除の理由を含みます。
このコードは通常 UninitializeReason() 関数で取得されます。
int _IsX64
_IsX64 変数を使用すると MQL5 アプリケーションが実行されているターミナルのビット版を見つけることができます (32 ビットは_IsX64=0 で 64 ビットは_IsX64!=0)
また、TerminalInfoInteger(TERMINAL_X64) 関数も使用できます。
例:
// プログラムが実行されているターミナルの確認 |
Originally posted 2019-07-29 22:55:33.